Kidnapped at Birth?

◆読書感想◆

評価:★★★☆☆

　マーヴィン・レッドポストという少年を主人公にしたユーモア小説。作品はシリーズ化されていて、本書はその一冊目にあたります。

　生まれながら行方不明のシャンプー王の息子・ロバート王子と思い込んでしまったマーヴィン少年です。マーヴィンくんの妄想が可笑しく、英語で書かれた文章にも関わらず、わたしは吹き出してしまいました（ちなみに英文はとても簡単なので、中学生で充分読めるでしょう）。果たして、マーヴィン少年は王子でしょうか！？――真相が謎に包まれたまま終わるのも、ミステリアスでいいと思いました。

　なんとなくアメリカ中流家庭のいい雰囲気が作品から伝わってきました。他のシリーズ作品も是非読みたいと思いました。(2009/12/26）

◆読感履歴◆

小学五年生
Charlie and the Chocolate Factory
同級生
ﾍﾟﾈﾛﾍﾟﾊﾟﾘへいく
新釈走れﾒﾛｽ他四篇
Charlotte's Web
巻くだけﾀﾞｲｴｯﾄ
窓
さがしもの
高層の死角
ﾐｯｷｰﾏｳｽの憂鬱
めがね日和
DIVE!!
東京奇譚集
魔法のﾎﾟﾝ･ﾋﾟｭﾝ･ﾗﾝ♪
時をかける少女
ぼくは勉強ができない
ｻﾗﾘｰﾏﾝよ悪意を抱け
五分後の世界
ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰ
しがみつかない生き方
子どもが育つ魔法の言葉
新・新幹線殺人事件
ｼｮｰｼﾞ君の｢ｻﾗ専｣新聞
太陽の塔
終末のﾌｰﾙ
数学物語

◆過去ログ◆

#286～300
#271～285
#226～270
#181～225
#136～180
#91～135
#46～90
#1～45

ほんのほん
かっての読書遍歴

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