◆読書感想◆

子どもの足が2時間で速くなる!魔法のポン・ピュン・ラン♪

川本 和久(著)
価格:\1,050(税込)
評価:★★★★☆
 10月は運動会の季節。幼稚園に通う年中の息子がリレーで頑張れるようにと思い、購入しました。そして本に書かれている方法で息子を指導。豊富な絵と明解な解説でとても使えるマニュアルだと思いました。また、川本先生が本書の最後に記したメッセージは印象的でした。

「勝つことに対して全力を尽くせたかどうか、自分を成長させられたかどうかが大切なのです」


 わたしは川本先生のメッセージを見ながら、森絵都さんの小説「ラン」を思い出しました。本書と同じランニングをテーマにしていて、川本先生と同じことを小説形式で伝えたかったと思います。

 そしてやってきた運動会。息子はバトンを受け取って走り出しました。ちょっとした緊張感。息子の足は速い方ですが、速く走ろうとする余り、体が前のめりになっていました。「ポン・ピュン・ランの効果は出ていないなぁ〜」と、ちょっとガッカリするわたし

 しかし、息子はわたしの目の前に来たとき、体制を変えたのです。体がまっすぐになり、手を開きチョップの姿勢、地面を力強くジャンプ!!――ポン・ピュン・ランの効果が現れた瞬間です。

 だが現実は上手くいかないものです。走っている途中に体制を変えたことで、失速。前を走る子どもとの距離が若干、広くなって、次の子どもにバトンを渡しました。(2009/10/24)

◆読感履歴◆
時をかける少女
ぼくは勉強ができない
サラリーマンよ悪意を抱け
五分後の世界
ブルーベリー
しがみつかない生き方
子どもが育つ魔法の言葉
新・新幹線殺人事件
ショージ君の「サラ専」新聞
太陽の塔
終末のフール
数学物語
兎の眼
東京物語
極楽カンパニー
牛乳には危険がいっぱい?
無趣味のすすめ
最新、危ないコンビニ食
あの歌がきこえる
風に舞いあがるビニールシート
食育入門
脳が若返る30の方法
ドラママチ
ステップ
忌野旅日記
魔性ホテル
廃墟建築士
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