◆読書感想◆

同級生

東野 圭吾(著)
価格:\700(税込)
評価:★★★★☆
 東野圭吾は今、もっとも旬な作家です。出す作品はベストセラーのオンパレード。悪い言い方をすれば、どんな凡作・駄作であっても東野圭吾の作品であれば、作家のブランド力でヒット作になるでしょう。

 わたしの感覚では東野圭吾の作品は質のバラツキが大きいように思えます。作家ですので小説を作ることが仕事ですが、工場の如く作品を大量生産するのはどうかと思います。いい作品をじっくり描いて欲しい気がします。勿論、ファンによっては「もっと多くの東野作品を読みたい!」という人もあると思いますので、一概には言えません。

 本書「同級生」は東野作品のなかでは上質の作品だと思います。高校生が主人公で、友情と恋愛を絡めたミステリーです。話の面白さに時間を忘れて読みふけりました。第四章の謎解き部分で、肩透かしをくいましたが、第三章までは間違いなく★★★★★でした。う〜ん、残念!(2009/12/17)

◆読感履歴◆
ペネロペ パリへ いく
新釈 走れメロス 他四篇
Charlotte's Web
巻くだけダイエット

さがしもの
高層の死角
ミッキーマウスの憂鬱
めがね日和
DIVE!!
東京奇譚集
魔法のポン・ピュン・ラン♪
時をかける少女
ぼくは勉強ができない
サラリーマンよ悪意を抱け
五分後の世界
ブルーベリー
しがみつかない生き方
子どもが育つ魔法の言葉
新・新幹線殺人事件
ショージ君の「サラ専」新聞
太陽の塔
終末のフール
数学物語
◆過去ログ◆
#286〜300
#271〜285
#226〜270
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45
ほんのほん
かっての読書遍歴

戻る