◆読書感想◆
最新 危ないコンビニ食
山田 博士(著)
価格:\1,575(税込)
評価:★★★★☆
本書は主にコンビニで売られている食品を批判したドキュメントです。しかし、著者の真意は、広い意味で日本の食文化を憂いています。日本は伝統的に築いた食文化を捨てました。戦後のアメリカの政策により、牛乳やパン食中心の学校給食にしたことが、ファストフードやコンビニ食全盛の悪しき食文化を生み出したと指摘します。
わたしは学校給食に対してノスタルジーを感じますが、美味しかった記憶はありません。こども心に「何故、日本は米が主食と謳いながら、給食にご飯が出ないんだろう?」と疑問を持っていました。また、先割れスプーンなど、いかにも効率重視の食器は「食べる=餌の補給」という刹那的な食感覚を脳に植えつけた様に思えます。
ただ、日本の伝統食が崩れるのは良くないと思う反面、ファストフードやコンビニ食の魅惑は捨てられない気がします。本書を読み、利用頻度を減らそうとは思いますが・・・。それだけ自分の脳が犯されてしまったのかもしれません(2009/08/03)
◆読感履歴◆
あの歌がきこえる
風に舞いあがるビニールシート
食育入門
脳が若返る30の方法
ドラママチ
ステップ
忌野旅日記
魔性ホテル
廃墟建築士
ゴハンの丸かじり
ひな菊とペパーミント
村上ラヂオ
肩ごしの恋人
ペネロペこわいゆめをやっつける
強運の持ち主
葡萄が目にしみる
その日のまえに
町長選挙
怪盗ジバコ
「朝に弱い」が治る本
ブランケット・キャッツ
きんぎょ
最悪
ラン
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