◆読書感想◆

ひな菊とペパーミント

野中 柊(著)
価格:\1,365(税込)
評価:★★★★★
 多感な13歳の少女を描いた作品です。本を読みながら自分が大学時代に先生のアルバイトをしていた塾を思い出しました。その塾はアットホームだったこともあり、勉強以外でも多くの時間、女子中学生と話しをしました。中1の女子は幼く、お菓子が大好きで、男の子に対して興味がシンシンでした。そんな状況がとてもよく描かれた作品だと思いました。

 後半になると小説らしく、事件がおきます。実際はそのような事件に遭遇する確率は低いと思いますが、もし起きてしまったら!?――少女にとっていち大事です。結局、物語のなかで決着されることはありません。でもこの先、どのような展開になるのか想像力が膨らみます。

 本書の解説を書かれたひこ・田中さんは「高校生の結花(主人公の少女)を書いてください」と提案しています。この提案、わたしも大賛成です!野中さん、よろしくお願いします!(2009/06/14)

◆読感履歴◆
村上ラヂオ
肩ごしの恋人
ペネロペこわいゆめをやっつける
強運の持ち主
葡萄が目にしみる
その日のまえに
町長選挙
怪盗ジバコ
「朝に弱い」が治る本
ブランケット・キャッツ
きんぎょ
最悪
ラン
オーラの条件
スイッチを押すとき
やめたら
40-翼ふたたび
卒業
つみきのいえ
あぁ、監督
図書館の神様
超・殺人事件
かつどん協議会
アフターダーク
星に願いを
なぜか人生がうまくいく「悟り」のススメ
マドンナ
チョコレット・オーガズム

◆過去ログ◆
#241〜255
#226〜240
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45

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かっての読書遍歴

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