◆読書感想◆

肩ごしの恋人

唯川 恵(著)
価格:\630(税込)
評価:★★★☆☆
 直木賞作品。萌とるり子という腐れ縁でつながった正反対の性格を持つ2人の女性が恋を通じ、生き方を探していくお話。読みながら「まるでドラマのような作品だなぁ〜」と思いました。実際、2007年にTBSでドラマ化されています。米倉涼子と高岡早紀が主演で、主題歌は竹内まりや(いかにもって感じですねぇ〜)。

 ドラマも見ました。面白かったのですが、どこか入っていけない感覚を受けました。それは本を読んでも同じでした。原因は主人公に共感を抱けないからだと思いました。わたしの感覚では萌もるり子もムカつく女性です(笑)。

 るり子について、泳ぎ続けなければ死んでしまう鮫を自分の恋愛感に喩え「鮫科の女」と描写するあたりは、流行語を生み出そうとする意図がうかがえます。今風の言葉でいえば「肉食系女子」といったところでしょう!(2009/06/06)

◆読感履歴◆
ペネロペこわいゆめをやっつける
強運の持ち主
葡萄が目にしみる
その日のまえに
町長選挙
怪盗ジバコ
「朝に弱い」が治る本
ブランケット・キャッツ
きんぎょ
最悪
ラン
オーラの条件
スイッチを押すとき
やめたら
40-翼ふたたび
卒業
つみきのいえ
あぁ、監督
図書館の神様
超・殺人事件
かつどん協議会
アフターダーク
星に願いを
なぜか人生がうまくいく「悟り」のススメ
マドンナ
チョコレット・オーガズム

◆過去ログ◆
#241〜255
#226〜240
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45

ほんのほん
かっての読書遍歴

戻る