◆読書感想◆
星に願いを―さつき断景
重松 清(著)
価格:\500(税込)
評価:★★★☆☆
生活環境が異なる3人の主人公が、1996年〜2000年の5月1日を生きる作品。「さつき断景」という副題に相応しく、物語は断片的な状況を描くだけです。主張らしきモノも、事件らしきコトもありません。それでも読ませる重松清の力量はすごいなぁ〜と感心します。
物語に沿うように当時の世相が紹介されます。わたしはそれを見ながら、過去にフラッシュバックしました。例えば1997年の「たまごっち」――嗚呼、何て懐かしい響きだろう。あの時、わたしは白い「たまごっち」を持ってる同僚を羨ましく思ったなぁ〜
物語を読みながら、自らの過去が断景として綴られる変わった作品。(2009/02/22)
◆読感履歴◆
なぜか人生がうまくいく「悟り」のススメ
マドンナ
チョコレット・オーガズム
コーヒーとサンドイッチの法則
超高層ホテル殺人事件
流れ星におねがい
螺鈿迷宮
ガール
アーモンド入りチョコレートのワルツ
みんな、どうして結婚してゆくのだろう
40歳から伸びる人、40歳で止まる人
疾走
まんがで読破・資本論
空中ブランコ
イニシエーション・ラブ
心まで盗んで
ドラッカーさんが教えてくれた
ショート・トリップ
◆過去ログ◆
#226〜240
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45
ほんのほん
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