◆読書感想◆

つみきのいえ

平田 研也(著)
加藤 久仁生(絵)
価格:\1,470(税込)
評価:★★★★☆
 「アカデミー賞―短編アニメーション賞受賞作」を絵本に書き下ろした作品。

 海面上昇により地表は海で覆われ、人々は住む場所を確保する為、いえを積み木のように高く高く増築していました。ある日、ひとり暮らしをするおじいさんは、増築に使っていた工具を海に落としました。そこでおじいさんは、海底にもぐって工具を拾いにいきました。そこでおじいさんが見たものは、自分の思い出として残った海に眠るお部屋の数々でした・・・。

 とてもイマジネーションに溢れた寓話だと思いました。地球温暖化という重いテーマが背景にありますが、物語は終始のどかでファンタジックです。「人間はどのような環境におかれようとも、幸せに生きる力を持っている」―そんな力づよく、温かいメッセージを作品から受け取りました。(2009/03/20)

◆読感履歴◆
あぁ、監督
図書館の神様
超・殺人事件
かつどん協議会
アフターダーク
星に願いを
なぜか人生がうまくいく「悟り」のススメ
マドンナ
チョコレット・オーガズム
コーヒーとサンドイッチの法則
超高層ホテル殺人事件
流れ星におねがい
螺鈿迷宮
ガール
アーモンド入りチョコレートのワルツ
みんな、どうして結婚してゆくのだろう
40歳から伸びる人、40歳で止まる人
疾走
まんがで読破・資本論
空中ブランコ
イニシエーション・ラブ
心まで盗んで
ドラッカーさんが教えてくれた
ショート・トリップ

◆過去ログ◆
#226〜240
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45

ほんのほん

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