◆読書感想◆

きんぎょ

高岡 一弥(編集)
久留 幸子(写真)
価格:\3,990(税込)
評価:★★★★☆
 萩原朔太郎の詩、岡本かの子の小説「金魚繚乱」など、金魚にまつわる文学のほか、社会風俗のなかで様々に描かれた金魚の絵画、オブジェの写真が満載。もちろん、和金、らんちゅう、琉金、出目金などの写真も豊富。金魚の生態系統が解説され科学書としても読めます。とにかく金魚好きは手に取らずにいられない一冊です。

 本書を眺めれば、縁日の金魚すくいしかイメージを持たない一般人も、金魚が人間の生活、文化、経済において如何に大きな影響を与えているか手にとるように分かるでしょう。

 極めてアートな本です。読み物としてのほか、書棚に飾ることでロハスな空間を演出したくなります。(2009/04/25)

◆読感履歴◆
最悪
ラン
オーラの条件
スイッチを押すとき
やめたら
40-翼ふたたび
卒業
つみきのいえ
あぁ、監督
図書館の神様
超・殺人事件
かつどん協議会
アフターダーク
星に願いを
なぜか人生がうまくいく「悟り」のススメ
マドンナ
チョコレット・オーガズム

◆過去ログ◆
#241〜255
#226〜240
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45

ほんのほん

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