◆読書感想◆

超・殺人事件―推理作家の苦悩

東野 圭吾(著)
価格:\460(税込)
評価:★☆☆☆☆

《注》この感想文はショヒョックス [酷評モード] で出力しました。

 本書は推理小説とは呼べません。あえていえば推理小説誕生の舞台裏をブラックに描いた作品集でしょう。推理ファンが息抜きに読むのはいいかもしれません。しかしあくまで息抜きですので、東野圭吾の作品としてお薦めするほどではありません。

 東野圭吾は理系脳を駆使した構成力が強みといわれます。本書も理系をアピールさせる作品ですが、ただそれだけでしょう。ロジックに走りすぎた作品で、全く人間が描かれていません。雑誌の付録にあるパズルのようです。(2009/03/07)



◆読感履歴◆
かつどん協議会
アフターダーク
星に願いを
なぜか人生がうまくいく「悟り」のススメ
マドンナ
チョコレット・オーガズム
コーヒーとサンドイッチの法則
超高層ホテル殺人事件
流れ星におねがい
螺鈿迷宮
ガール
アーモンド入りチョコレートのワルツ
みんな、どうして結婚してゆくのだろう
40歳から伸びる人、40歳で止まる人
疾走
まんがで読破・資本論
空中ブランコ
イニシエーション・ラブ
心まで盗んで
ドラッカーさんが教えてくれた
ショート・トリップ

◆過去ログ◆
#226〜240
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45

ほんのほん

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