◆読書感想◆

怪盗ジバコ

北 杜夫(著)
価格:\620(税込)
評価:★★★★★
 中学時代に読みました。そのとき「面白い」という印象を持ちました。それから再読したいと思いつつも、作品そのものを書店で見かけることがなくなり、長い年月がたちました。

 今回、文春文庫で復刊した本書を読むと、本書がユーモア小説として高い水準にあることを改めて感じました。純文学作家の香りを残す文体と、世界を周遊した体験から生み出されるグローバルな雰囲気。40年前の作品とは思えません。

 本書は子どもでも楽しめる作品です。しかし、いろいろな体験を積み重ねた大人が読む方が魅力をより感じるでしょう。(2009/05/09)

◆読感履歴◆
「朝に弱い」が治る本
ブランケット・キャッツ
きんぎょ
最悪
ラン
オーラの条件
スイッチを押すとき
やめたら
40-翼ふたたび
卒業
つみきのいえ
あぁ、監督
図書館の神様
超・殺人事件
かつどん協議会
アフターダーク
星に願いを
なぜか人生がうまくいく「悟り」のススメ
マドンナ
チョコレット・オーガズム

◆過去ログ◆
#241〜255
#226〜240
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45

ほんのほん

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