◆読書感想◆
卒業
重松 清(著)
価格:\620(税込)
評価:★★★★★
人生には様々な節目があります。入学、卒業、就職、結婚、出産、定年・・・。なかでも卒業は、今までの終わりと、これからの始まりが交錯した何ともいえない深みがあります。巷で卒業をテーマにした歌にヒット曲が多いのは、言葉に込められた深さにあると思えます。
本書は表題作を含め四篇からの短編集です。どの作品にも共通しているのは「死」。暗いテーマですが、陰鬱な読後感はありません。死を通じ、今までのわだかまりを許すような――そんな優しさに溢れています。
すべての作品に、もれなく涙がつきます。涙腺の弱い方は注意しましょう!(2009/03/23)
◆読感履歴◆
つみきのいえ
あぁ、監督
図書館の神様
超・殺人事件
かつどん協議会
アフターダーク
星に願いを
なぜか人生がうまくいく「悟り」のススメ
マドンナ
チョコレット・オーガズム
コーヒーとサンドイッチの法則
超高層ホテル殺人事件
流れ星におねがい
螺鈿迷宮
ガール
アーモンド入りチョコレートのワルツ
みんな、どうして結婚してゆくのだろう
40歳から伸びる人、40歳で止まる人
疾走
まんがで読破・資本論
空中ブランコ
イニシエーション・ラブ
心まで盗んで
ドラッカーさんが教えてくれた
ショート・トリップ
◆過去ログ◆
#226〜240
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45
ほんのほん
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