◆読書感想◆
かいじゅうたちのいるところ
モーリス・センダック(著)
価格:\1,470(税込)
評価:★★★★☆
初版の印刷が1975年です。最早、古典というべき名絵本でしょう。かっての絵本はシンプルに伝えたいことを伝えてくれます。本書はお家であばれるマックスが、かいじゅうたちのいるところに行きます。そこでかいじゅうおどりで楽しみます。しかし、急に寂しくなります。結局、マックスはかいじゅうおどりをやめて、おうちに帰ります。そこにはいつもの「ゆうごはん」がおいてあります。そう、本書は家庭の温かさを伝える作品です。
かいじゅうの絵が何といってもユーモラス!!とくにかいじゅうおどりをする場面は、紙からはみ出しそうなほど、表現豊かなかいじゅうと、マックスが描かれます。わたしの息子はこの絵にワクワクし、満面の笑みを浮かべました。
なお、この本の映画版も見ました。これほどシンプルなストーリーをどう映像化するのか!?――興味がありましたが、やはり映像化は無理があると感じました。映画では原作にはない小話を肉付けしています。その為、原書では描かれないかいじゅうの個性が強調され、チープ感漂う作品になりました。ただ、子どもにはインパクトがあったようで、近くにいた女の子は、ず〜と泣いていました(笑)。(2010/02/14)
◆読感履歴◆
The Lucky Lottery
絶対泣かない
Bad Girls
死者の学園祭
Lizzie Zipmouth
バッテリー
Matilda
100円のガムをトヨタ生産方式でつくる!
Encyclopedia Brown, Boy Detective
あ~ぁ、楽天イーグルス
Someday Angeline
ヘッテルとフエーテル
ぼくのなかの黒い犬
起業するなら人材紹介ビジネス
Kidnapped at Birth?
小学五年生
Charlie and the Chocolate Factory
同級生
ペネロペ パリへ いく
新釈 走れメロス 他四篇
Charlotte's Web
巻くだけダイエット
窓
さがしもの
高層の死角
ミッキーマウスの憂鬱
めがね日和
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