◆読書感想◆
Lizzie Zipmouth
Jacqueline Wilson(著)
価格:\665(税込)
評価:★★★★★
翻訳本は「リジーとひみつのティーパーティ」です。日本語版のタイトルは、ワクワク感のあるストーリーを想像しますが、実際は少し違います。
主人公、Lizzie(リジー)はお母さんと二人暮し。それはとても楽しい日々でした。ところがある日、二人目の”まま父”を迎えます。まま父は2人の息子付き。リジーにとって、それは嫌なことです。リジーはすっかり口を閉ざし、義理の弟から”Zipmouth(口にチャック)”と揶揄されます。
リジーが心を開くのは、まま父のお母さん(義理のおばあちゃん)と会ったとき。おばあちゃんは人形コレクターで、リジーの心はそこに惹かれます。おばあちゃんをきっかけに、リジーは話すようになります。
ラストは感動的です。不明な単語をかなり、読み飛ばしているにも関わらず目頭が熱くなりました。児童書ですが「血のつながらない家族と如何にして向き合うか?」という難しい問題を背景にした深い作品です。(2010/01/31)
◆読感履歴◆
バッテリー
Matilda
100円のガムをトヨタ生産方式でつくる!
Encyclopedia Brown, Boy Detective
あ~ぁ、楽天イーグルス
Someday Angeline
ヘッテルとフエーテル
ぼくのなかの黒い犬
起業するなら人材紹介ビジネス
Kidnapped at Birth?
小学五年生
Charlie and the Chocolate Factory
同級生
ペネロペ パリへ いく
新釈 走れメロス 他四篇
Charlotte's Web
巻くだけダイエット
窓
さがしもの
高層の死角
ミッキーマウスの憂鬱
めがね日和
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