◆読書感想◆

The Lucky Lottery

Ron Roy(著)
価格:\347(税込)
評価:★★★★☆
 入門洋書の決定版といえる ”A to Z Mysteries”の12版です。因みにこのシリーズはタイトルがAからZまで順序だててつけられ、本書はLで始まるので12版となります。Dink, Josh, Ruth Rose という3人の主人公(小学生)が事件を解決する探偵物です。

 同じ少年探偵物の洋書で、シリーズ化されているという点で、わたしは以前読んだ ”Encyclopedia Brown” のシリーズを連想しました(まだ1冊しか読んでいませんが・・・)。わたしは ”A to Z Mysteries” の方がストーリーがしっかりしている点と、英語表現がとっつき易いという点で、好感が持てました。因みにSSS多読法による「読みやすさレベル(YL)」において、本書はレベル3とされます。一方 ”Encyclopedia Brown” はレベル4です。

 このシリーズは絶対に第1版(The Absent Author)から、読まなくてはならないほど、複雑な内容ではないと思いますが、過去に登場した人物が、後に再登場するケースもありえますので、初めから読み進めた方が恐らく面白さが増すと思います。

 本書は高額当選した宝くじが盗まれるというお話。犯人は後ろの方まで分からず、ハラハラします。Joshが描いた似顔絵が事件の重要な役割を果たしますが、この似顔絵にこれほど奥深い意味があるとは想像が出来ませんでした。面白い!早速、他の作品を読んでみよう!(2010/02/13)

◆読感履歴◆
絶対泣かない
Bad Girls
死者の学園祭
Lizzie Zipmouth
バッテリー
Matilda
100円のガムをトヨタ生産方式でつくる!
Encyclopedia Brown, Boy Detective
あ~ぁ、楽天イーグルス
Someday Angeline
ヘッテルとフエーテル
ぼくのなかの黒い犬
起業するなら人材紹介ビジネス
Kidnapped at Birth?
小学五年生
Charlie and the Chocolate Factory
同級生
ペネロペ パリへ いく
新釈 走れメロス 他四篇
Charlotte's Web
巻くだけダイエット

さがしもの
高層の死角
ミッキーマウスの憂鬱
めがね日和
◆過去ログ◆
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