◆読書感想◆
舞姫通信
重松 清(著)
価格:\580(税込)
評価:★★☆☆☆
「わたしたちは自殺する権利があります。それを使わなくてもいいし、直ぐに使ってもいい。自分の人生は自分で決めます」――かって自殺者を出した学校にどこからともなく配られる「舞姫通信」は、心にひっかかる言霊を発信します。
一方、物語は城真吾というタレントが自ら「自殺志願者」を名乗ります。そこに若者が共鳴し一種の社会現象を起こします。
様々な状況がごった煮です。観念的な表現が多く、イマイチ言いたいことが伝わりません。
きっとこの小説は無駄な部分を削り、半分にすれば読みやすい作品になったと思います。しかしそれだけ作者は発信したいことがあったようにも思えます。出世作「ナイフ」を出す2年前の重松清だと思いました。(2008/01/29)
◆読感履歴◆
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◆過去ログ◆
#91〜135
#46〜90
#1〜45
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