◆読書感想◆

青い鳥

重松 清(著)
価格:\1,680(税込)
評価:★★★★★
 最終章「カッコウの卵」を読み終わった後、わたしは目頭が熱くなりました。素晴らしい作品に巡りあえたことを幸せと思いました。

 主人公、村内先生は非常勤の教師。でもひどい吃音で上手にしゃべれません。これだけで教師失格です。でもそうでないところが本当にいいです。上手にしゃべれないからこそ「たいせつなこと」しか話しません。だから村内先生の言葉は、生徒の心に深く響きます。

 一般論は言葉上手で明るく、元気な先生がいい先生とされます。でもそんな単純ではない教育の意味を考えたくなる作品です。(2007/11/10)
読 感(目的別)
◆読感履歴◆
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◆過去ログ◆
#106〜120
#91〜105
#46〜90
#1〜45

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