◆読書感想◆
ママの神様
室井 佑月(著)
価格:\600(税込)
評価:★★★☆☆
11編の愛情物語。勿論、テレビでお馴染みの過激トークが売りの室井佑月ですから、ただの愛情物語ではありません。過激な性描写ありありです。
本書を読んで室井佑月という作家は、ひらめきで文章を書くタイプだと思いました。論理思考で起承転結を描くのではなく、想いのまま書き綴る感覚です。こうした作家の特徴は、ひらめき度合いにより作品の質が大きく変わります。例えば表題作や「おもろい夫婦」のような光る作品もありますし、取るに足らない駄作もあります。だからいい作品だけに着目したいと思います。
子育てを経験したママには、表題作「ママの神様」がお薦めです。月並みですが、愛情の大切さを感じさせてくれる名作です。(2007/12/29)
◆読感履歴◆
オレたちバブル入行組
点と線
地球環境のひみつ
スコットランドヤード・ゲーム
チーム・バチスタの栄光
トコトンやさしい水の本
漢方小説
結婚の条件
鈍感力
宇宙の果てをみると宇宙の始まりがみえる
母恋旅烏
オイラの美力
Web2.0でビジネスが変わる
なぜ、その人に惹かれてしまうのか?
原発事故はなぜくりかえすのか
青い鳥
もったいないばあさん
◆過去ログ◆
#91〜135
#46〜90
#1〜45
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