◆読書感想◆
成長の限界―ローマ・クラブ人類の危機レポート
ドネラH.メドウズ(著)
価格:\1,680(税込)
評価:★★★★★
1972年にローマクラブが発表した環境問題に警告を促した衝撃の報告書。それが「成長の限界」です。報告書は警告を発します。「人口と資本の成長を意識的に制限するべきではなく、自由に『行きつくところまで』成長させるべきであるという仮定をとるかぎり、破局的な行動様式を回避する政策を見つけ出すことは不可能であった(P124)」。
環境問題を考える上で、従来の価値観を転換させる有名な内容です。発行から35年経過した今もって、報告書は古さを感じません。これは悲しいことです。何故ならこの報告書の予言が大きな狂いもなく、現実のものになっている証しと捉えられるからです。
ですからこのレポートが陳腐化されたとみなされたとき、環境問題は前進していると実感出来るのでしょう。(2008/01/06)
◆読感履歴◆
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◆過去ログ◆
#91〜135
#46〜90
#1〜45
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