母恋旅烏

◆読書感想◆

評価:★★★★★

　笑い、義理、人情、涙、根性・・・あらゆる要素がてんこ盛りな抱腹絶倒の作品です。前半は「レンタル家族派遣業」という奇怪なビジネスに奔走する、花菱一家のドタバタ劇が中心。後半は大衆演劇役者出身のお父さんが、旅回りの世界に再度飛び込み、周囲に翻弄されながらも夢を達成させる感動のサクセスストーリーです。「母恋旅烏」というへんちくりんなタイトルも後半で「あ～なるほど」とわかります。

　この物語を通じ、家族夫々が独り立ちしていく様子が描かれ、それが嬉しくも寂しくもあるところ。読んで大満足の泣き笑い家族小説。（2007/11/25）

◆読感履歴◆

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ﾓﾓ
ゆとり教育は本当に死んだのか?
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宇宙を味方にしてお金に愛される法則
ｴｲｼﾞ
おいしいﾊﾝﾊﾞｰｶﾞｰのこわい話
百貨店地図が塗り変わる日

◆過去ログ◆

#106～120
#91～105
#46～90
#1～45

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