◆読書感想◆
「温暖化」がカネになる
北村 慶(著)
価格:\1,365(税込)
評価:★★★★★
黒い表紙に赤い字で「温暖化」がカネになると書かれています。装丁は裏社会を告発するレポートのようです。
しかし内容は極めてまっとうです。複雑な「排出権ビジネス」も、著者の理路整然とした論述によって、簡単に理解出来ました。数多くある「温暖化書籍」のなかでも、特に優秀な本だと思います。
初めに金星のエピソードが紹介されます。「なるほどなぁ〜」と思いました。大気の９６％が二酸化炭素に覆われた金星の平均気温は約４００度。生物がとても住めるような星ではありません。今の地球は適切なＣＯ２の量によって、快適な環境が保たれています。
「宵の明星
」の神秘を感じながら、地球が金星にならないことを願いたいと思います。（2008/01/26）
◆読感履歴◆
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◆過去ログ◆
#91〜135
#46〜90
#1〜45
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