◆読書感想◆
チーム・バチスタの栄光
海堂 尊(著)
価格:\1,680(税込)
評価:★★★★★
 第4回「このミステリーがすごい!」大賞の受賞作品。いや〜本当に「すごい!」と思いました。わたしは通勤電車に揺られながら、本を読みました。しかし本の世界に入り込みすぎて、自分の下車駅をのり過ごしてしまいました(苦笑)。

 物語は3部構成です。なかでも面白み、凄みを出すのは第2部です。1部は不定愁訴外来責任者、田口が主役です。出世欲にまみれた医者達のなかで、窓際を自認する田口は不思議キャラです。しかし2部の主役・厚生労働省の変人役人、白鳥が登場すると、田口も普通人にみえます。この両者の個性と、医療現場という閉鎖的空間での殺人?という状況が、魔術的な面白さを演出し、わたしの心はわしづかみにされました。(2007/12/12)

◆読感履歴◆
トコトンやさしい水の本
漢方小説
結婚の条件
鈍感力
宇宙の果てをみると宇宙の始まりがみえる
母恋旅烏
オイラの美力
Web2.0でビジネスが変わる
なぜ、その人に惹かれてしまうのか?
原発事故はなぜくりかえすのか
青い鳥
もったいないばあさん
モモ
ゆとり教育は本当に死んだのか?
スピリチュアルはなぜ流行るのか
CSR働く意味を問う
アウト・オン・ア・リム
労働CSR入門
セピア色の遊園地
エコツーリズムってなに?
超実践!セカンドライフ
くちぶえ番長
オカルトの帝国
宇宙を味方にしてお金に愛される法則
エイジ
おいしいハンバーガーのこわい話
百貨店地図が塗り変わる日

◆過去ログ◆
#106〜120
#91〜105
#46〜90
#1〜45

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