◆読書感想◆
人のセックスを笑うな
山崎ナオコーラ(著)
価格:\420(税込)
評価:★★★★☆
山崎ナオコーラのデビュー作です。タイトルは過激です。しかしオーソドックスで読みやすい文章です。
田園都市線に揺られながら本を読みました。短い小説ですので一回の通勤往復で完読しました。物語の舞台も田園都市線沿線です。自然と親しみを持ちました。
主人公、オレは19歳の専門学校生。オレが恋をする先生は39歳のユリ。ユリは二子玉川にアトリエを持ち、たまプラーザで52歳のダンナと住んでいます。
確かに渋谷は若者の匂い、ニコタマはアーティストの匂い、たまプラは家族の匂いがします。登場人物はジェネレーション・ギャップがあります。しかしギャップを感じつつ、お互いを理解しようとします。そこに爽やかさを感じました。
セックスというタイトルから書店で買うのに勇気がいりそうですが、映画化されたことで壁は無くなったと思います。永作博美が主演する映画版も見たいと思いました。(2008/01/23)
◆読感履歴◆
朝2時間早く起きれば人生が変わる!
誉生の証明
日常で役立つ化学
水曜の朝、午前三時
子作り爆裂伝
成長の限界
海の見えるホテル
白馬山荘殺人事件
ママの神様
オレたちバブル入行組
点と線
地球環境のひみつ
スコットランドヤード・ゲーム
チーム・バチスタの栄光
トコトンやさしい水の本
漢方小説
結婚の条件
鈍感力
宇宙の果てをみると宇宙の始まりがみえる
母恋旅烏
オイラの美力
Web2.0でビジネスが変わる
なぜ、その人に惹かれてしまうのか?
原発事故はなぜくりかえすのか
青い鳥
もったいないばあさん
◆過去ログ◆
#91〜135
#46〜90
#1〜45
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