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ニセコブームに沸く北海道後志管内倶知安町で、スキー中にけがをする外国人が急増している。ニセコ地域の中核病院「倶知安厚生病院」(同町)は英語の話せる臨時職員を冬季限定で雇っているが、中国、韓国からの観光客も増えて「患者の多国籍化」が進み、受け入れ態勢が追いついていないのが実情だ。(毎日新聞/2008.03.13)
●スローなコメント
ニセコは北海道スキーのメッカです。しかしフラノやトマムに比べ、華やかさに欠ける印象があります。その為、首都圏からスキー旅行に行く場合、コースの豊富さの割りに人気がイマイチという気がしていました。
しかし近年、外国人に人気を集めているということです。これはいいことです。ニセコ(ヒラフ)は村発展型のスキー場であることから、スキー客を独占する大規模ホテルがありません。ですから地域の利益を共有しあう平等性があります。それが魅力を感じます。反面、共通リフト券の導入が極めて遅かったなど、顧客ニーズへの対応が後手後手に回るという問題を抱えています。
外国人が急増するなか、問題を迅速に克服出来るような一致団結が出来るか注目したいところです。
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人口4600人。北海道の小さな町が全国で初めて自治基本条例を制定した。連携と交流に支えられ、住民自治への歩みは続く。
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