●気になるニュース
NHKが全国向けテレビ放送で、13日未明に北海道南部で起きた地震に関して揺れを事前に知らせる「緊急地震速報」を誤って流していたことがわかった。(読売新聞/2008.01.14)
●スローなコメント
今回の「緊急地震速報」の誤りは職員のボタンの押し間違いが原因のようです。いわばヒューマンエラーの類です。
どんなに高度なシステムを構築しても、それを運用するのは人です。人は必ずミスをします。
「再発防止に努める」と言葉では言うのは簡単です。しかしミスが無くなることはありません。業務のマニュアル化をしても、システムの自動化を進めてもミスは発生します。
一番重要なのは、システムが正常に作動しなくとも、人間が対応出来ることです。今回は地震が無いにも関わらず「ある」と誤作動しました。ゆえに逆もあります。
地震が起きた場合、どこに避難するか把握していること。水、食料を取り出しやすい場所に常備しておくことが基本です。また寝るときには風呂の残り湯をためておきましょう。震災の場合は、トイレの水を確保することが重要になります。
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