●気になるニュース
8日午後2時20分ごろ、千葉県浦安市の東京ディズニーランド(TDL)のパレードルートで、移動中の山車の鉄製支柱が折れ、星をかたどった飾りが地面に落下した事故で、運営会社のオリエンタルランドは「ゲストの皆さまには大変ご迷惑をおかけしたことを、ここに深くお詫び申し上げます」と謝罪した。(産経新聞/2008.01.08)
●スローなコメント
 わたしは昨年の論題で「完璧な遊園地のディズニーランドが、どこか微妙におかしくなっている」と指摘しました。(2007年12月10日)

 今回の事故を見てこれは疑心でなく確信に変わりました。

 1983年に開園して25年余り。ついに経営のゆるみが出たと見るべきでしょう。多くの場合、会社が謝罪しても立ち直ることはありません。

 ディズニーランドはわたしたちに夢を与えます。最早、オリエンタルランドが所有するいち娯楽施設の域を超えています。夢というかけがえブランドイメージを壊してはいけません。常に新鮮な気持ちで運営してもらいたいものです。その為には、新たな所有者に売却することを検討して欲しいものです。

 「新しいぶどう酒は新しい皮袋に」といいます。
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堀井 憲一郎

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