●気になるニュース
民主党の小沢代表は1日、東京都内の自宅で開いた新年会であいさつし、「今年中には間違いなく総選挙がある。政治の流れ、政権を変えない限り、日本の将来は暗澹(あんたん)たるものだ。国民の皆さんにとっても最終の選択の機会だ。火の玉になって何が何でも勝利する。衆院で過半数を実現する」と政権交代実現に向けた決意を語った。(朝日新聞/2008.01.01)
●スローなコメント
 「誰が政権をとっても何も変わらない」とよく言われます。しかし色んなことが重なると、それは時代の転換期になります。

 2008年は大きな年になる予感がします。

 政治面では解散総選挙があるでしょう。民主党が与党になるかもしれません。

 環境面では京都議定書の約束期間に突入します。環境を前面に出す洞爺湖サミットも注目されます。

 国際面では北京オリンピックが開催されます。中国がよりクローズアップされます。BRICSの台頭を強く印象づけるでしょう。また、アメリカの大統領選挙があります。共和党から民主党に政権が移る可能性があります。

 産業面では偽装が相次いだ2007年から変革出来るか注目されます。企業が社会的責任を遵守しているか?――より監視が強化されるでしょう。

 いずれにせよ明るい年を期待します。
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