●気になるニュース
東京・渋谷と川崎、横浜市などを結ぶ東急電鉄田園都市線で24日夕と夜、人身事故と信号トラブルが発生し、計約3時間半にわたって電車が止まった。(毎日新聞/2008.01.25)
●スローなコメント
 24日の夜、わたしは用賀駅と桜新町駅の間で、1時間余り電車(田園都市線)内に閉じ込められました。乗客は苛立ち、声を荒げる人もいました。急病人が発生し、救護されました。閉鎖的な空間に多数の人間が長時間いると、頭痛・めまいがすることが分かりました。わたしは気を紛らわす為、携帯でゲームをしました。

 車内に閉じ込められた間、ほとんどアナウンスが無かったため、不安になりました。携帯で情報を得ようとしましたが、ソフトバンクは圏外でした。やがて用賀駅で線路トラブルが発生した為、電車は運休するとアナウンスがありました。そして電車はゆっくりバックし、通過した桜新町駅のホームに最後尾の車両のみが入りました。後続電車が既に桜新町駅に停車していた為、全車両がホームに戻ることは出来なかったのです。

 乗客は係員の誘導によって、全員が最後尾車両からホームに出ました。2台の電車が同じホームの同じ番線に停車する奇妙な状況となりました。それを乗客は面白がって携帯で撮影していました。

 桜新町のホームで家族に携帯電話をかけようとしましたが、回線が混雑している為かつながりませんでした。やむなくメールで済ませ、外に出てバスで東横線の都立大学駅へ行きました。

 結局、普段は1時間余りで帰れる家に、3時間半かかりました。疲労と携帯の重要性を感じた会社帰りでした。
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