環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加に慎重な民主党議員や団体でつくる「TPPを考える国民会議」は5日、東京・JR有楽町駅前で街頭演説会を開き、拙速な参加表明への反対を訴えた。(朝日新聞/2011.10.06)
●スローなコメント
いま、もっとも国策的に重要なテーマがTPPでしょう。参加か不参加か!?―議論はまっぷたつに割れています。それは経済発展か農業の保護か!?という議論に置き換えていいかと思います。
両者を成り立たせることが出来ればいいのですが、現実は難しいでしょう。であれば、どちらを優先させるかを決めなければならないのです。
わたしの主観を述べるならTPPへの参加は慎重です。経済発展が重要なのは当然ですが、それよりも食料自給率が最低水準にある日本の農家を壊滅的に追い込む可能性があるTPPへの参加にリスクを感じるからです。
●こちらもどうぞ
「TPP開国論」のウソ 平成の黒船は泥舟だった
日本よ、団結せよ。いまこそ弱者排除のTPPから離脱を!グローバル化の終わりで、きわだつ日本経済の強さ!テレビ、新聞、インターネットではわからないTPP批判の論理。
●バックナンバー
●過去ログ
TOP