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福田康夫首相は米国訪問を終えて17日深夜に帰国。ブッシュ大統領との首脳会談では「日米同盟が日本外交の要」であることを確認し、新首相として最低限の仕事は果たせたようだ。(産経新聞/2007.11.17)
●スローなコメント
 アメリカへの外交は一体なにを目的にしていたのでしょうか!?そもそもブッシュ大統領の任期は1年余り。実質的な効果は殆んど期待出来ません。更に記者会見をしないのも訳が分かりません。拉致問題の全面解決を言いながら、何の説明もないのでは、被害者もいたたまれないと思います。

 あえて理由をつけるとすれば、アメリカへの忠義を通したということでしょう。江戸時代の参勤交代のようなものです。しかし論理思考を重んじる西洋人の頭に、日本の忠義など理解されないでしょう。今回の訪問が理解出来なかったのは、他ならぬブッシュ大統領自身かもしれません。だとすれば、記者会見をしないのも納得出来ます。
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