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少子化が進むなか、育児休業が取りやすいなど子育てにやさしいイメージをPRする企業が増えている。(産経新聞/2007.11.10)
●スローなコメント
求職者が会社に求める条件は「社員を大事にする会社」です。手前味噌ですが、わたしのいる会社は育児休暇はもちろんのこと、ボランタリー休暇(ボランティア活動の為の休暇)など、多彩な休暇制度があります。採用面接に立ち会うと、求職者がこうした制度に対して、強い関心を持っていることに驚くことがあります。就職氷河期と呼ばれた90年代末期から2000年初めまでは考えられなかった現象です。
このような求職者のニーズに会社がどのような制度を築くかは、企業成長の鍵です。ワークライフバランスが定着している会社は、そうでない会社よりも高い生産性があるとの調査結果もあります。リストラ(BPR)の幻想をいつまでも抱える経営者は、時代の変化に鈍感なまま終焉していくことでしょう。
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