●気になるニュース
1980年代に「ミニ原宿」といわれ、若い女性に大人気だった高原リゾート地の清里が、様変わりしている。観光客は激減し、ホテルやペンションは相次ぎ撤退。牧場の中の赤い三角屋根で清里のシンボルになってきた宿泊施設・清泉寮も、主な客層のターゲットを中高年に切り替え、牧場で温泉掘削に乗り出した。(朝日新聞/2007.12.21)
●スローなコメント
清泉寮で死ぬほど長い行列に加わってソフトクリームを食べる。マーシーズでお土産を買う。ホール・オブ・ホールズのオルゴールコンサートに耳を傾ける。キャデラックハウスで豪華なアメ車を見る。
80年代の清里は確かに輝やいていました。でも当時のTV番組「タモリ倶楽部」で、司会のタモリは清里を訪れたとき「この景観を無視した建物群は一体なにを考えたのだ!?」と警告を発していました。どこか清里人気は刹那的な感じがありました。
田舎町にとって観光は重要な資源。清里の生みの親、ポール・ラッシュ博士の精神を感じさせる、持続的なリゾートになって欲しいものです。
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