●気になるニュース
ヒートアイランド現象の防止に有効とされる屋上緑化の技術を大手ゼネコンが競っている。京都議定書の目標達成も危ぶまれる状況の中で、ゼネコンにも環境保護に対する意識が高まっており、緑化ビジネスはますます熱くなりそうだ。(産経新聞/2007.09.09)
●スローなコメント
 屋上緑化は「技術の進歩」や「条例」による後押しもあり、新たな建設ビジネスとして期待が高まっています。従来、建設といえばそれだけで「環境破壊」のイメージがありました。しかし「屋上緑化」ならイメージも良く、建設業界にとっては「金の卵」といえます。

 しかし屋上緑化が推進されるなかで、懸念点もあります。例えば「手入れ」の問題です。ビオトープを作ることはいいことです。しかし大切なのはそれを維持することです。どんなに手間のかからないビオトープ施設を作っても、維持費がゼロになることはありません。「条例」があるから「緑化」するだけでは維持が期待出来ません。高い環境意識がビル運営者になければなりません。老婆心かもしれませんが、その辺りが気になります。
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「屋上緑化」完全ガイド
語彙:屋上緑化
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