論 題
●気になるニュース
85年の日航ジャンボ機墜落事故の命日にあたる12日、墜落現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」では、早朝から、遺族や航空関係者らが慰霊登山を始めた。(朝日新聞/2007.08.12)
●スローなコメント
 この日わたしは部活の合宿で河口湖にいて、そこでこの事故を知りました。今から思えばこの事故が、社会のなかで「安全」に対する意識の重要性を高めた分岐点に思えます。

 科学を扱う分野で「安全工学」というのがありますが、この分野は他の科学分野と相性が良くありません。「科学の進歩において多少の犠牲はつきもの」というのが、科学者の基本スタンスだからです。

 しかし人命を犠牲にしてまで進歩させなければならない科学とは何でしょうか?わたしはエンジニアの端くれとしてこの日が来ると頭に思うのです。
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墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便
語彙:ハインリッヒの法則
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