論 題
●気になるニュース
米内務省の科学者チームは7日、北極圏に生息するホッキョクグマの3分の2が2050年までに、地球温暖化による海氷の減少で死滅するとの予測を発表した。(朝日新聞/2007.09.08)
●スローなコメント
かとうしんじさんのカワイイ絵が印象的な「そらべあ」という絵本があります。ホッキョクグマの「そら」と「べあ」は、温暖化で、こおりの地面が割れ、お母さんグマとはぐれてしまい泣いてばかりです。でも一匹のアザラシの言葉で、お母さんを探しに行きます。
現実的にはホッキョクグマとアザラシは天敵同士です。コミニケーションなどありません。しかしこの絵本で示唆しているのは、地球を守る為には、憎しみ合う同士も協力しあうべきということです。「京都議定書」は先進国のアメリカやオーストラリアが、自国のエゴを優先させる為、離脱したことで効果が疑問視されます。私たちは「宇宙船地球号」という視点をどうやって身につけるのでしょうか?もっともっと考えたい命題です。
[こちらもどうぞ]
そらべあ
かとう しんじ
ホッキョクグマの兄弟「そら」と「べあ」はとても悲しいのです。知らないうちに自分たちをとりまく自然が変化し、おかあさんグマと離ればなれになってしまったのです…。
⇒読書感想
語彙:京都議定書
語彙:レッドリスト
語彙:宇宙船地球号
●バックナンバー
フェリックス
農水省
前田智徳
尾瀬国立公園
指導力不足教員
戸越銀座
三越と伊勢丹
中華航空機
減量作戦
猛暑
ボンカレー
御巣鷹の尾根
町家
最低賃金改定
被爆地、広島
小田実
電球型蛍光灯
参院選
原爆ドーム
マクドナルド
関関同立
やらせ報道
柏崎刈羽原発
核武装
ウナギのかば焼き
将来不安
ワークライフバランス
大雨
食育
安倍政権
しょうがない
過去ログ
2007/04〜06
2007/01〜03
2006/10〜12
2006/07〜09
戻る