◆読書感想◆
生き地獄天国―雨宮処凛自伝
雨宮 処凛(著)
価格:\630(税込)
評価:★★★★★
初めて読んだ雨宮処凛の本は『悪の枢軸を訪ねて』です。4年程前に図書館の観光コーナーでたまたま目に留まりました。この本で「初めての海外旅行が北朝鮮」と書いた彼女に興味を覚えました。「いったい、どんな精神構造しているんだろう?」
最近はワーキングプア問題などで社会的な発言をしている処凛さん。彼女の半生を綴ったのが本書です。この本では20代半ばまでの自伝が描かれています。
若干、ハタチにして自伝を書くこと自体すごいことです。中身はとにかく「すごい生き方」です。人生に勝ち組と負け組があるなら、雨宮処凛の少女時代は完全な負け組です。しかしそれをさらけ出し、自分探しをつづけるパワーに圧倒されます。
解説で政治活動家の鈴木邦男さんが、本書を『聖書』と表現しています。わたしもそう思いました。この本を読むことで「救われる」若い人は多いと思います。(2008/04/13)
◆読感履歴◆
バスジャック
きよしこ
あぁ、阪神タイガース
スカートの中の秘密の生活
ちょい太でだいじょうぶ
カラフル
パパの極意
オロロ畑でつかまえて
だから、あなたの会社の「SCM」は失敗する
雪煙
となり町戦争
小さき者へ
ロハスビジネス
感情教育
歪んだ複写
幽霊
夢をかなえるゾウ
忘れないよ!ヴェトナム
密閉山脈
ジャンピング☆ベイビー
偽装国家U
アヒルと鴨のコインロッカー
ずーっとずっとだいすきだよ
永遠の出口
生物と無生物のあいだ
死神の精度
◆過去ログ◆
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