◆読書感想◆
つきのふね
森 絵都(著)
価格:\1,470(税込)
評価:★★★★★
ノストラダムスの予言に怯える少女、KYな少年、宇宙船の絵ばかりを描く男――変な人ばかりが登場します。しかし物語は普通の人間ドラマです。
児童文学作家の本らしく、確かに読みやすい文章です。でも奇妙な登場人物に、どうも共感出来ません・・・。その為、本を読んでも、字面だけを追っている不安な感覚でした。物語の中盤までは・・・。
後半、ガラリと変わります。それまで見えなかった登場人物の人間性が見えてきます。そしてKYな少年の無謀な行動がインパクトを与え、奇跡の感動を生みます。最後は不覚にも涙きました
天才的な作品だと思います。森絵都はただならぬ作家です。(2008/02/01)
◆読感履歴◆
舞姫通信
「温暖化」がカネになる
人のセックスを笑うな
朝2時間早く起きれば人生が変わる!
誉生の証明
日常で役立つ化学
水曜の朝、午前三時
子作り爆裂伝
成長の限界
海の見えるホテル
白馬山荘殺人事件
ママの神様
オレたちバブル入行組
点と線
◆過去ログ◆
#136〜150
#91〜135
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#1〜45
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