◆読書感想◆

死神の精度

伊坂 幸太郎(著)
価格:\1,500(税込)
評価:★★★★☆
 主人公は千葉という死神。死神と千葉という言葉のギャップがユーモラスです。死神は死の候補者を1週間観察します。そして「可(死の決定)」か「見送り」かを判断します。でも死の判定基準がどこにあるのか??微妙です。死という暗いテーマを扱う作品にも関わらず笑い、癒される不思議な物語です。

 また全体として「Coolな作品」という印象を持ちました。Coolという言葉は冷淡という意味の他、かっこいいという意味もあります。

 同名映画が2008年3月に公開予定です。死神役は金城武。こちらもCoolな面白さを期待したいものです。(2008/02/03)

◆読感履歴◆
つきのふね
舞姫通信
「温暖化」がカネになる
人のセックスを笑うな
朝2時間早く起きれば人生が変わる!
誉生の証明
日常で役立つ化学
水曜の朝、午前三時
子作り爆裂伝
成長の限界
海の見えるホテル
白馬山荘殺人事件
ママの神様
オレたちバブル入行組
点と線

◆過去ログ◆
#136〜150
#91〜135
#46〜90
#1〜45

戻る