◆読書感想◆
偽装国家U〜底なし篇〜
勝谷 誠彦
価格:\714(税込)
評価:★★★☆☆
本書はベストセラー「偽装国家」の続編です。前作は2007年2月に出版されました。本書は同年12月の出版です。いみじくも2007年の世相を現す漢字は、偽。本書は時代にマッチしたのです。
わたしはこの著者が余り好きではありません。テレビで見せる断定的な口調が耳障りに感じます。しかし世相を読む力は抜群です。この本も文章が的確で読みやく、2時間で読みきりました。
残念ながら2008年になっても偽装は後を絶ちません。勝谷氏は指摘します。「人間、やましいことをするときはひらがなを使い、少しでも柔らかい印象を与えようとするものなんです」
「地球にやさしい」はずの再生紙が、エコ偽装だったことは、周知の通り。著者の発言が的を得た証と思います。(2008/02/16)
◆読感履歴◆
アヒルと鴨のコインロッカー
ずーっとずっとだいすきだよ
永遠の出口
生物と無生物のあいだ
死神の精度
つきのふね
舞姫通信
「温暖化」がカネになる
人のセックスを笑うな
朝2時間早く起きれば人生が変わる!
誉生の証明
日常で役立つ化学
水曜の朝、午前三時
子作り爆裂伝
成長の限界
海の見えるホテル
白馬山荘殺人事件
ママの神様
オレたちバブル入行組
点と線
◆過去ログ◆
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