大手百貨店が1日発表した6月の既存店売上高(速報)は、三越伊勢丹、大丸松坂屋、高島屋の3社とも前年同月を上回った。クールビズ関連の紳士洋品や婦人服が好調だった。ただ、外国人の客足は減ったままで、各社は「震災前の水準に本格回復したとは言い切れない」と慎重だ。(朝日新聞/2011.07.02)
●スローなコメント
震災により、リーマンショックを超える大不況が日本に押し寄せると懸念していました。しかし、予想よりも不況は鈍化しているようです。わたしの所属する情報システム業界も、悪い影響は受けていますが、一方で案件需要が伸びていて、リソース不足の状況もあります。
百貨店業界は長年にわたり右肩下がりの状況が続いているなかで、前年同月を上回る成績を残したのは、喜ばしいことです。この夏は節電ブームですので、関連商品が多く売れることでしょう。わたしも久々に半そでシャツを5着買いました。節電対策のため、職場が冷房温度を高めに設定し、定時をもって、切れる為です。
ただ、エコ的な商品のみが伸びていくというのは、日本が明るく活気がある様には感じられないところが残念です。
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