シンガー・ソングライターの斉藤和義(44)が8日、自身の曲「ずっと好きだった」の歌詞を反原発の内容にした替え歌を、動画サイト「USTREAM」での生放送で披露した。(スポーツ報知/2011.04.09)
●スローなコメント
 斉藤和義については、主に伊坂幸太郎が原作となる映像作品を通じて知っていました。とくにフィッシュストーリーは斉藤和義をフィーチャーした映画と言っていいと思います。

 今回、問題となった「ずっと好きだった」は男気溢れるロックです。草食系男子全盛のいまにおいては、若干、時代錯誤的な曲でありますが、いい曲です。

 この曲を反原発ソングに替え歌にした記事を目にして、わたしはかっての忌野清志郎を思い出しました。勿論、斉藤和義自身が清志郎を意識して行ったことだと思います。

 80年代の反原発ブームの際、清志郎が出した反原発ソングは発禁処分となり、物議を醸し出しました。あれから時は流れ、いまは誰もが簡単に動画が投稿出来る時代となりました。そういった意味で、情報の自由化は20年前よりも格段に進歩しました。しかし、溢れるような情報が飛び交ういまが、昔に比べてハッピーとは思えないのです。
●こちらもどうぞ

ずっと好きだった/斉藤和義

斉藤和義2010年第1弾シングルとなるこの「ずっと好きだった」は、同窓会をテーマに、再会した初恋の人に想いを告白するような歌詞を斉藤和義が歌い上げる極上ロックチューン!
●バックナンバー

●過去ログ

戻る