◆読書感想◆

きみの友だち

重松 清(著)
価格:\1,680(税込)
評価:★★★★★
◆読書感想◆
 恵美ちゃんを巡る友だちの物語。10歳のとき、交通事故で松葉杖生活となった恵美ちゃんは、みんなと戯れることなく、いつも病弱な由香ちゃんと二人きりです。でもそれはそれで楽しそうに見えます。一方、友だちづくりに一生懸命な堀田ちゃんや西村さんは、二人ぼっちを楽しむ恵美ちゃんが気になります。「なぜ、『みんな』と仲良くしないの?」――恵美ちゃんはこう答えます。

 「いなくなっても一生忘れない友だちが、一人、いればいい。だから・・・『みんな』に付き合ってる暇なんてない」

 嗚呼、こんないい物語に出会えて本当に良かったなあ〜 わたしは自分の涙腺が「涙のフル生産」しているのを感じながら、本を読みました。読み終わった後も、心にじんじん響く美しい作品です。(2007/06/27)
妻の読感
読 感 (目的別)
◆読感履歴◆
食べる女
ザ エクセレント カンパニー
地球温暖化防止読本
プロジェクトマネジメント
検証アニマルセラピー
本当は知らなかった 日本のこと
死の棘
ユビキタス社会、始まる
温泉とデトックスでキレイになる!
萌え経済学
窓際OL会社はいつもてんやわんや
ライフハックス鮮やかな仕事術
うさぎの行きあたりばったり人生
快楽急行
人間はこんなものを食べてきた
何でも見てやろう
不思議現象なぜ信じるのか
流星ワゴン
沖縄学
環境問題のウソ

◆過去ログ◆
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#46〜60
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