読 感
実用企業小説 プロジェクトマネジメント
近藤哲生(著)
価格:\1,680(税込)
評価:★★★★☆
◆読書感想◆
プロジェクトマネジメントを題材にした小説です。ある日、火だるま状態のプロジェクトに松風大地が火消し役として投入されます。そして大地はプロマネとして、「プロジェクト理念」を打ち立てます。―1)常に成功した姿をイメージする。2)人間関係を大切にする。3)お互いの思いを話し合い犠牲者を出さない。
わたしはこの理念を読み、感動しました。これはあらゆるプロジェクトで普遍的に通用するメッセージだと思います。わたしは今まで様々なプロジェクトを経験し、そこで多くの脱落者を見てきました。こうした人の精神的・肉体的な退廃はすさまじく、仕事の恐ろしさを身を持って感じていました。本来、仕事は人を喜ばせ、成長させるべきなのに悲しいことだと思います。
現実は小説よりはるかに複雑な人間関係があります。松風大地の語る「みんなを幸せにするプロジェクト」を実現させるのは幻想かもしれません。しかしどこかでそれを実現出来ると信じたい気持ちを持ちました。(2007/06/12)
読 感 (目的別)
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