読 感
ザ エクセレント カンパニー
新・燃ゆるとき

高杉 良(著)
価格:\700(税込)

評価:★★★☆☆
◆読書感想◆
 流石、海外展開を行う日本企業が手本とする教科書だけあって、内容は盛りだくさんです。本書を読むことでセクハラ、ユニオン対策、マネジメント、契約交渉など、実務で日本と米国の違いを学習出来ます。

 本を読みながらわたしは日本と米国における会社と社員の「関係性」の違いを感じました。米国における会社と社員の関係は純然たる契約です。しかし日本人は会社を「第二の家族」と捉えています。失われた10年というリストラの嵐で、日本の家族主義経営は全面否定されたかに見えました。しかし最近は日本的経営の良さを評価する風潮もあります。

 グローバルカンパニーは様々な価値観を持った人々が参画します。ある価値観を否定するのでは駄目だと思います。よい部分を上手く取り入れ、誰にとっても働きやすい環境を築くべきです。そんなダイバーシティの発想がエクセレントカンパニーの核心だと思いました。(2007/06/20)
読 感 (目的別)
◆読感履歴◆
地球温暖化防止読本
プロジェクトマネジメント
検証アニマルセラピー
本当は知らなかった 日本のこと
死の棘
ユビキタス社会、始まる
温泉とデトックスでキレイになる!
萌え経済学
窓際OL会社はいつもてんやわんや
ライフハックス鮮やかな仕事術
うさぎの行きあたりばったり人生
快楽急行
人間はこんなものを食べてきた
何でも見てやろう
不思議現象なぜ信じるのか
流星ワゴン
沖縄学
環境問題のウソ

◆過去ログ◆
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