読 感
低度情報化社会
コモエスタ坂本(著)
価格:\1,000(税込)
評価:★★★☆☆
◆読書感想◆
わたしは8年位前までニフティサーブに加入していました。ニフティサーブは「パソコン通信」のガリバーでした。わたしは仕事や趣味で幾つかのフォーラムに加盟し、そこで有益な情報を得ました。ニフティサーブを活用しながら来るべき「高度情報化社会」に想いを巡らせていました。
しかしニフティサーブはインターネットの普及に伴い急速に廃れました。インターネットはマニア向けだった「電子コミニケーション」をパンピーに広げました。これにより情報量は爆発的に増えました。知りたいことはキーワード入力して「ぐぐって」しまえば、何十万件ものデータにアクセス出来るようになりました。
だが「相対的な情報の質」は確実に落ちました。深みのない情報ばかりが増えました。大勢と異なる情報があると、攻撃対象になりました。リアルな世界で気弱な人間が、ネットの世界で凶暴化しました。品位の無い人間は他人が掲載した情報の「いいとこどり」をしてオリジナルとして発信するようになりました。
「便利さの追求と文化の発展は同等でない」_この本を読んだ後、わたしはこんなことを思いました。
読 感 (目的別)
◆読感履歴◆
学校が学習塾にのみこまれる日
自分の小さな「箱」から脱出する方法
ソフトランディングの科学
チェンジ・ザ・ルール!
できる男の顔になるフェイスビルダー
仕事は楽しいかね?
食品のカラクリ
あなたが世界を変える日
男の子を伸ばす母親は、ここが違う!
企業とは何か
アンチエイジングでいきいき長生き
チョコレート・ダイエット
見える化
楽しいナショナリズム
◆過去ログ◆
#16〜30
#1〜15
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