◆読書感想◆

天国はまだ遠く

瀬尾まいこ(著)
価格:\380(税込)
評価:★★★★☆
◆読書感想◆
 仕事と人間関係に疲れた千鶴は死を求め、あてもなく北へ向かいます。たどり着いた田舎町の民宿で睡眠薬を飲みますが、死ぬことが出来ず、2日後に目覚めます。そこで民宿の田村さんに支えられ、千鶴は豊かな自然と温かい村人との関係に包まれていきます。

 「これぞスローライフ!」わたしはワクワクしながら、話しを追いました。しかし読みながら、千鶴はここに留まるのか、ここから出て行くのかがとても気になりました。そして、千鶴はひとつの結論を出しました。

 田舎暮らしにあこがれる都会人は沢山います。しかしそれは二つのパターンがあると思います。ひとつは田舎に留まり、生活の根を築く人。もうひとつは都会に戻る為に、田舎で暮らす人。なにはともあれスローライフにあこがれる人は一読しましょう。(2007/08/21)
読 感 (目的別)
◆読感履歴◆
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プロジェクトマネジメント
検証アニマルセラピー

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