読 感
ハチドリのひとしずく

辻 信一(著)
価格:\1,200(税込)

評価:★★★★☆
◆読書感想◆
 南アメリカの先住民に伝わる短い寓話は、環境破壊を前にわたしたちができることを考える啓蒙書として知られています。森が燃えているなか、一匹のハチドリがポトリと火に水を落とす姿を美しいと感じる人もいるでしょう。その一方、無意味と感じる人もいるでしょう。この物語を読んで、どのように感じても構いません。地球環境問題は答えのない問いに思えることがあるからです。

 わたしたちが生きる為に大切なのは、自分が正しいと思ったこと、しなければならないと思ったことをするだけではないでしょうか。自分の理屈で相手を批判しても何も進歩しません。本書は自分に大切なのは何か?何を守るべきなのかを心に問いかけたくなる一冊です。(2007/07/27)
読 感 (目的別)
◆読感履歴◆
日曜日の夕刊
憲法の力
ツ、イ、ラ、ク
サステナビリティ経営
幸福な食卓
日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか
ベター・ハーフ
地球温暖化
きみの友だち
食べる女
ザ エクセレント カンパニー
地球温暖化防止読本
プロジェクトマネジメント
検証アニマルセラピー

◆過去ログ◆
#76〜90
#61〜75
#46〜60
#31〜45
#16〜30
#1〜15

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