読 感
核大国化する日本

鈴木真奈美(著)
価格:\819(税込)

評価:★★★★☆
◆読書感想◆
 先の中越沖地震は、柏崎刈羽原発の危険性をまのあたりにしました。この事態に対して、東京電力の社長さんは「今度のことを『いい体験』に活かしていきたい」と空気が読めない発言をしました。また経済産業相は東電に安全確認ができるまで運転を再開しないよう指示しました。しかしうがった見方をすれば「ほとぼりが冷めるまで待て」と言っているように聞こえます。わたしは一刻も早い脱原発を望みます。

 日本はチェルノブイリ事故(1986年)やJCO臨界事故(1999年)などの大事故がおきると、反原発ムーブメントが起きます。しかし運動が持続することなく時間と共に風化します。本書は原発問題を扱う書籍のなかでは新しい部類に入ります。今、読むべき貴重な論考がつまっています。(2007/08/09)
読 感 (目的別)
◆読感履歴◆
セカンドライフメタバースビジネス
クチコミの技術
愛妻日記
ハチドリのひとしずく
日曜日の夕刊
憲法の力
ツ、イ、ラ、ク
サステナビリティ経営
幸福な食卓
日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか
ベター・ハーフ
地球温暖化
きみの友だち
食べる女
ザ エクセレント カンパニー
地球温暖化防止読本
プロジェクトマネジメント
検証アニマルセラピー

◆過去ログ◆
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