読 感
学校が学習塾にのみこまれる日
前屋 毅(著)
価格:\1,260(税込)
評価:★★★★☆
◆読書感想◆
本書は2006年10月の出版です。ときは「必須科目未履修騒動」で湧き上がっていました。この騒動は「校長先生が自殺」する程、大問題に発展しました。その一方、「なぜここまで、問題が深刻化するのか?」と疑問を持った方も多いと思います。そんな方は、是非この本を読むべきです!
この本には「未履修問題」そのものの記載はありません。しかし本書を読むことで、学校が「学習指導要領」に明記された「必須科目」の授業を行わなくなった背景がよく分かります。「学習指導要領」の遵守より、「受験」のための授業に走らざるを得ない状況がみえます。
学校は「宇宙の彼方」にある文部科学省から発信される指令と、生徒や父母の「教育需要」のハザマに翻弄されています。先日、TVで誰かが「『未履修問題』は、パンドラの箱だ!」と言っていました。箱が開かれたことで、学校はますます迷走し続けていくことでしょう。
読 感 (目的別)
◆読感履歴◆
自分の小さな「箱」から脱出する方法
ソフトランディングの科学
チェンジ・ザ・ルール!
できる男の顔になるフェイスビルダー
仕事は楽しいかね?
食品のカラクリ
あなたが世界を変える日
男の子を伸ばす母親は、ここが違う!
企業とは何か
アンチエイジングでいきいき長生き
チョコレート・ダイエット
見える化
楽しいナショナリズム
すごい生き方
脳と心の洗い方
子どもにつたえる日本国憲法
新米パパは育休さん
メガトレンド2010
狂食の時代
金持ち父さん貧乏父さん
ベルマークのひみつ
家族に伝える牛肉問題
なぜ企業は誠実でなければならないのか
ザ・コーポレーション
気候変動+2℃
宇宙を味方にする方程式
小3までに育てたい算数脳
原発被曝
◆過去ログ◆
#1〜15
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