読 感
原発被曝
東海村とチェルノブイリの教訓
広河 隆一(著)
価格:¥1,995(税込)
評価:★★★★☆
◆読書感想◆
最近、地球温暖化に歯止めをかける目的から、原発への回帰が強まっているようです。これは由々しき事です。CO2を削減する為に、自らの身の破滅を選択するのは、正常な判断とは思えません。そこでこの本を読みました。この本は、チェルノブイリや東海村の事故が、どれほど人々に深刻な後遺症を残しているかを記録した、秀逸なドキュメントです。
チェルノブイリ事故で父親を亡くした、ロシアの小学生の作文が紹介されています。その文章が心に沁みます。_「チェルノブイリ事故の時、父は恐れず発電所で働き続けました。僕は父を誇りに思っています。将来僕は不幸な人のいない世界で生きていきたいと思っています。僕は戦争も原子力発電所もない世界で生きていきたいのです。僕はすべての発電所が、太陽エネルギーで動くようになればと思っています」。
読 感 (目的別)
◆読感履歴◆
使える弁証法
複合汚染
スローライフ入門
木を見る西洋人森を見る東洋人
沈黙の春
病気にならない生き方
いつからファーストフードを食べてきたか
フィット・フォー・ライフ
成功事例にまなぶ癒しのデザイン
リサイクルアンダーワールド
スローなビジネスに帰れ
スローなユビキタスライフ
日本をロハスに変える30の方法
街角のエコロジー
いきいきロハスライフ!
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